言語切り替え

5分で紹介 BLOG -ブログ- Sewing Tips-ミシン使い方-

【初心者】ハンドメイド作品に最適なミシンを5分で紹介!!

ハンドメイド作品を縫っているミシンの紹介です。

オジザッカの作品はどんなミシンで縫っているの?と問い合わせがあります。

先日の展示会でも作品を見てからミシンの問い合わせがありました。

ポイント

工業ミシンや特殊ミシンでなく、職業用ミシンを使用しています

一般に市販されているミシンです。

アマゾンでも販売されています。

実は学生時代から使用しているとても古いミシンを、現在もそのまま使用しております。

新しいミシンのほうが性能がいい感じがしますが、このように古いミシンでも問題なく縫製できています。

ハンドメイドをやっている方、これから始める方、せひ参考にしてください。

 

型番について

メーカーはJUKIでミシンはspur21です。

ポイント

職業用ミシン 型番はTL-21 です

家庭用ミシンでも、工業ミシンでもありません。

ポイントは職業用ミシンになります。

イメージとしては家庭用ミシンと工業用ミシンの中間的な存在です。

非常にコンパクトで持ち運びも可能、マンションの一室で使用ができます。

なぜ職業用なのかと言うと、それなりにパワーがありアタッチメントも使え、コンパクトだからです。

ミシンは使うのは月に一度程度なら、普段は閉まっておいて、使用するときだけミシンを出せるほうがいいですね。

工業用ミシンだとコンパクトでないので使用しないときに置き場所に困ります。

音も非常に静かで、マンションで使用していても問題なく取り扱えています。

自宅で本格的にミシンがしたい人、でも工業用には抵抗がある方には職業用ミシンがぴったりです。

このミシンでオジザッカの作品をすべて縫っています。

家庭用ミシンではダメか?と問い合わせがあります。

ダメではありません。

やはりいろいろな押さえやアタッチメントが職業用ミシンのほうが様々あります。

欲を言うと工業用ミシンのほうが圧倒的にアタッチメントは豊富です。

いま販売されている職業用ミシンはこちら

 

ミシン条件について

生地:帆布11号

針:14号

糸:50番

ポイント

押さえ:ノーマル

オジザッカの製品は帆布11号をメインに使っています。

これはカバンなどでは定番の生地になります。

帆布の中では11号は薄いほうだと思います。

選定理由は11号かというと、これ以上厚みがあると職業ミシンでは縫えないためです。

針は14番です。9番でも11番でも縫えますが、取り換える手間がかかるので14番を使用しています。

スピードを落として、低速でミシンをしているので作業途中で折れることもほぼありません。

押さえはノーマルを使用しております。

理由は万能だからです。

細かい箇所から距離のある個所まで様々ありますが、毎回押さえを取り換えるには手間がかかります。

ミシンが複数台あれば使い分けする方法もありますが、複数台あると保管場所が必要になります。

縫い代ガイドもあると便利ですが、毎回設定を変える必要があるため、使用しなくなりました。

その代わりに針板の定規メモリを使用して縫製しています。

糸のテンションは強めです。

縫い縮みしない程度に強くしています。

押さえ厚は中程度です。

針目ピッチは1.5mm/針くらいで縫製しています。

非常に細かい設定にしています。

理由はほつれ防止の意味が大きいです。

帆布はざっくりした生地なのでほつれやすいです。

このような生地の場合は対策として針目を細かく設定します。

 

購入時期について

学生時代に購入したものです。もう10年以上は使用しています。

ポイント

注油だけでなく釜のメンテナンスや調整を随時やっています。

まだ壊れず使用できているのはメンテナンスを行っているからだと思います。

注油に関しては説明書に記載あるのでできます。

しかし釜の調整は説明書に記載がないので通常できません。

まずはミシン業者さんに依頼するかたちになると思います。

調整の仕方はまた別の機会に記事にまとめたいと思います。

今回はオジザッカのハンドメイド作品を縫っているミシンの紹介でした。

少しでもハンドメイドに興味を持ってもらえると嬉しいです。

オジザッカではハンドメイドを縫うだけでなく、ミシン調整方法から生地に合わせたミシン条件で縫っております。

お気軽にお問合せください。

 

  • この記事を書いた人

秋田くん

オジザッカのパターンとミシン担当/文化服装学院アパレル技術科/TES繊維製品品質管理士

-5分で紹介, BLOG -ブログ-, Sewing Tips-ミシン使い方-

© 2024 OJIZAKKAのアトリエ